研修名称:『2009年度 子どもの集い』

開催期日:2009年12月26日(土)午後1時から、12月27日(日)午前11時30分まで

講  師:老松 憲生 師(光明寺)

会  場:東本願寺 札幌別院

参加人数:小学生97名、中高生アシスタントスタッフ28名、サポートスタッフ11名、計136名

参加寺院数:18ヶ寺

スタッフ人数:青少年部門員8名、札幌別院スタッフ4名、フリースタッフ3名、保健スタッフ1名、計16名

実施目的:子ども会の有無に関わらず、「お寺とは人が出会う場」であることを感じてほしいと呼びかけ、共同生活の中でその呼びかけに何度も触れ、参加者とスタッフが共に考え、出会いを見出していくことを願いとする。

テ ー マ:「 ことば 〜 きくこと・つたえること 〜 」


報  告
・内容
今回は、私たちにとって初めてとなる札幌別院を会場としての子ども会でした。もちろん、みんなにとっても初めての場所。期待と不安が入り混じった中、当日を迎えました。別院の本堂にはそんなドキドキした子ども達が97人と、それを迎えたボランティアスタッフが39人でいっぱいです。藤島輪番からご挨拶をしていただき、まさにお寺での子ども会という雰囲気になります。いつもとは違う場所に戸惑うのではと心配していましたが、そこはやはり子ども達。元気いっぱいに子ども会がスタートです。

本堂にて老松憲生先生の仏さまのお話が始まると、みんな真剣に聞き入ります。プロジェクターを使ってわかりやすく丁寧にしていただいたお話は、「ありがとう」という言葉を中心に、私たちが普段何気なく使っている言葉の持つ大切な役割を伝えていただきました。

お話の後は「ことばフラッグ」の製作の時間です。班ごとに大きな紙が配られ、そこに各々の普段言いたくてもなかなか言えない「ことば」を表現してもらいました。家族や友達あるいは学校の先生と伝えたい相手は違いますが、絵を描いてみたり折り紙で彩ってみたりと、それぞれが工夫しながら子ども達の「ことば」が大きな紙に集まっていきます。たくさんの思いが集まった頃には真っ白だったただの紙が一枚の大きな旗になりました。班ごとに個性の違うその旗は、ご厚意でしばらく別院内に飾らせていただくことになりました。

ゲームでは伝言ゲームに子ども達は大苦戦!最後の人に伝わる頃にはお題とまったく違う内容になってしまい、チンプンカンプンの答えに笑いが絶えませんでした。改めて「ことば」を伝えることの難しさを感じていたのでは!?その後開かれた「モッツシアター」は部門員宮本と境川が製作した大作ドラマです。部門員全員が幾度となくロケを行った作品に子ども達は大笑いです。そんな笑顔を見られたことで私たちも体を張った甲斐があったとホッとしました。

2日目のおあさじは別院の列座のみなさんと一緒に勤めさせていただきました。大勢のお坊さんと本堂で勤めたおあさじは子ども達にとって、改めてお寺の子ども会に来たという実感が湧いたのではないでしょうか。

・感想や反省点
非常に多くの参加者、そして札幌別院という私たちにとって初めての会場での子ども会において、大きな怪我もなく無事に閉会をすることができたことにまずはホッとしました。改めて部門員だけではこれだけの規模の子ども会を行うことは、出来ないことを実感させられました。アシスタントスタッフ・サポートスタッフを含め、ご協力いただいた各寺院の皆様方には心より感謝申し上げます。この度は別院の皆様にはご迷惑をおかけしましたが、快く多くのスタッフと会場を提供していただいたことに感謝致します。ありがとうございました。今後も皆様とさまざまなご縁を頂けることを願っております。
新しい場での子ども会ということでいろいろと心配しておりましたが、子ども達のいつもと変わらない元気な姿と声に安心いたしました。「楽しかったー!」という子ども達の声に、今回のテーマである「ことば〜きくこと・つたえること〜」を考えさせられました。子ども会では素直に思ったことを表現してくる子ども達の言葉に「きくこと」「つたえること」の有難さと難しさを改めて教えていただいたことであります。次年度は御遠忌を前にして最後の子ども会となります。組内各寺院の皆様におかれましては、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

報告者 青少年部門副部長 円浄照康

「子どもの集い」写真について
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研修名称:『青少年教化スタッフ研修会』

開催期日:2009年12月19日1時〜4時

講師:北海道教区 青少年指導主任 相河朋昭師

会場:札幌別院

参加人数:48名

参加寺院数:19ヶ寺

スタッフ部門名:青少年部門

スタッフ人数:8名

テーマ:「みひかりのもと」〜なぜ食前食後の言葉なのか?〜

報  告

・内容

 今回の研修会は「「みひかりのもと」〜なぜ食前食後のことばなのか?」をテーマに掲げ、日頃から唱和している食前食後の言葉「いただきます、ごちそうさま」とはどういうことなのかを改めて問い確かめることを願いとして開催し、講師には教区青少年教化主任の相河朋昭先生をお招きしいたしました。講義では、ベトナム出身の禅僧であるティク・ナット・ハン氏のもし、あなたが詩人であるならば、この一枚の紙の中に雲が浮かんでいることをはっきり見るでしょう雲無しには水がありません。水無しには木が育ちません。そして、木々無しには紙ができません。ですから、紙の中に雲がありますこの1ページの存在は雲の存在に依存しています。紙と雲は極めて近いものですという言葉を紹介いただきました。更に「頂きます」とは命を頂戴することへの懺悔であり、「御馳走さま」は私の為に走り回ってもてなしの用意をして下さったことへの感謝であるという意味を確認し、「いのちのつながりをいただきます、ごちそうさまということ」、「つながりの中にいる私なのに、私たちは自分を中心としてつながっていると思っている」、「いのちをいただくということは、いのちを殺すということ。他のいのちを奪って自分のいのちを輝かせること」をお話し頂き、食を通して「いのちのつながり」をお話くださいました。その後の各班に分かれての座談会では、中学生から社会人までと世代の違いがありましたが、「いのちにつながりがあるなんて考えたことなかった」「いろんないのちに支えられて生きていると実感した」「普段なにげなくいただきます、ごちそうさまを言っていた」「生き物のいのちを奪って生きていた意識なんて無かった」、「今、自分がここに来ているのは、友達とのつながり。人に限らず虫も草もすべてつながりを持っている」「食べる時、食べた後はいただきます、ごちそうさまと言いたい」と講義を聞いて初めて命を頂くことの重さを感じた意見をそれぞれが話してくださいました。

・反省点

 土曜日の開催、また天候の問題もあってかスタッフ・参加者ともに遅れて来られる方が多く、講義を聞けずに座談会から参加するという点で難しいところがありました。今回は講義1時間、座談50分でしたが、もう少し時間を工夫した方が良いと思います。そんな中、参加した高校生からは「はじめて会う人と話すのは辛いけど、普段なかなか考えることのないことだからまた聞きにきたい」という声も聞くことができました。こういった参加者の声が研修会開催にあたっての励みになると感じました。青少年層、青壮年層の参加者が多い研修会です。今後も参加者の声を大切にしながら研修会を企画、開催していきたいと思っております。

報告者:巖城孝行

『仏夏祭2009

2009年725日(土)午後1230分〜 726日(日)午後12時まで

講  師:野原量慧師(慧照寺住職)

会  場:滝野すずらん丘陵公園「青少年山の家」

参加人数:小学生81名 中高生アシスタントスタッフ24

     サポートスタッフ9名 計114

参加寺院数:17ヶ寺

スタッフ部門名:青少年部門員8名 保険スタッフ2名 執行部3

        カメラマン1名 講師1

スタッフ人数:15

実施目的:自然の息吹の中で共に活動をし、その中で法話や勤行、また野外活動を     通じて、人と人とがふれあう(出会う)ことを学ぶ。

マ:「 ふれあい 」

報  告

・内容

 近年は東本願寺北海道青少年センターでの子供会が通例でしたが、今年は会場を滝野すずらん丘陵公園「青少年山の家」に変えての開催となりました。部門員も初めての会場での開催という事で緊張と不安の中、何度も部門会議を重ね当日を迎えました。7月の連日の天候不順の中、当日の天気が心配されましたが、朝起きてみると曇り空。雨が降らないことを期待しつつ滝野へと向かいました。

 近年、子供会の参加人数が著しく増加しており、今年も小学生81名・ボランティアスタッフ33名という沢山の子どもたちを迎える事が出来ました。仏さまのお話では、慧照寺住職の野原量慧先生より「人は人に会ってはじめてふれあうことができる、メールでは本当のふれあいにはならない」という話をいただき、子供たちはその熱く涙まじりに語られた姿に打たれ、真剣に聞き入っていました。

 野外ハイキングでは不安は的中し、雨中のスタートとなり、雨具に身を包みながら歩くことになりました。雨天では???という、そんな心配を他所に子供たちはフィールドビンゴをしながら、途中雨脚が強まりコースは短縮されましたが、感想文の中でも『雨の日しか見られないものを見る事が出来た!』『雨だけど達成感があった!』等、好評でした。

 夕食のBBQの後、室内にてキャンプファイヤーをしました。キャンプファイヤーではセント君(野原師)と森の妖精(保険スタッフ)が点火式を行い。妖艶な中、ゲームやダンスで非常に盛り上がりました。

 二日目は木の葉を使い、一年後の自分に宛てた木の葉メールを作りました。

 天候にふりまわされましたが、けが人もなく充実した時を過ごせたのではないかと思います。また今回の子供会にご協力下さいました皆様に厚く感謝申し上げ、冬の子どもの集いにおきましてもお力添えいただきたくお願い致します。

・感想や反省点

 使い慣れた青少年センターを離れた会場での開催となり、当初は不安いっぱいでしたが、けが人や他団体とのトラブルもなく無事に終え、安堵しております。毎回子供会のときは「子供たちを楽しませてあげたい!」と思い参加するのですが、気がつくと楽しんでいる子供たちの笑顔を見て救われている自分がいます。

 「また絶対来るね!」と元気に手を振って帰っていく子供たちを見て、今回のテーマでもある「ふれあい」の大切さを改めて感じさせていただきました。

 

名:青少年部門 (報者):宮本尊文

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