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三年後に宗祖の七百五十回御遠忌を迎えようとしている今期の教化委員会は、標記のテーマのもとに活動させていただきます。
「宗祖に出会う」とは、得道の人として私たちに先んじて道を求めた宗祖に出会うという意味であり、そのことは同時に御遠忌テーマに文字通り「今、いのちがあなたを生きている」と呼びかけられている私自身に出会い、目覚めていくことではないでしょうか。教化活動を「出遇い」であると押え、それを「確かめあえる場」として求めたのが前教化委員会の願いであるとするならば、それを踏まえて「教化とは何か」について今一度確認してまいりたいと考えております。
すでに金子大栄先生は「教とは教法であり、それに化せられるものは自他ともにである」、「教とは説くことであり、化とは聞くことである」(『住職道』)と教示されました。また、昨年度の寺属学習会において「組のつながりがないと一人よがりの寺になっていたのでは」と自らに問いかけ、そこに「すべての会議は同朋の会だと思って出たらどうだろう」と自ら実践された講師のお言葉は、私たちの教化活動の姿勢を問い、その原点を指摘するものであります。それは、ともすれば「自分はこれほどまでにやっているのに」と自分を立て、参加しない方々を批判しがちな私たちの憍慢心を戒め、さらに真に「教化」の意味を教示された言葉ではないでしょうか。
今期は、今までの反省に立ち、教化活動が四地域別に分割開催されるという新たな取り組みがなされますし、第四組御遠忌総合事業本部の「親鸞聖人講座」等の諸事業が同時に進行されますので、従来の教化事業も若干の見直しが必要かと思います。それゆえ各寺ご住職様はじめ寺属・ご門徒の皆様、関係各位のご理解・ご協力を仰がなければ組の教化活動は成り立っていきません。何とぞ組内皆様の特段のご配意を賜りますようお願い申し上げまして、今期三年間の所信とさせていただきます。
合 掌
2008年5月16日
第四組教化委員長 小泉元瑞
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